妊活中の食事

「妊活を始めたけど・・どのような食事を取ればいいのだろう・・」

当院では漢方院を併設していることもあり、妊活中の方からこのような質問を比較的たくさんいただきます。

  • ○○を食べていれば妊娠できますか?
  • 病院で「毎日卵を3つ食べると良い」と医師から言われました。
  • 葉酸やコエンザイムのサプリを取っていれば、不足している栄養は補えますよね?

あくまでこれらは一例ですが、様々な質問をよく聞かれます。

何を食べるではなく様々なものをバランスよく食べることが重要

私達はいわゆる「雑食」の生き物で、実際に肉や魚、野菜も穀物など様々なものを食べることができます。

これが意味するのは、「なんでも食べられる」ということではなく、「様々なものを食べる必要がある」ことをです。

つまりは、一つに偏らず、野菜・肉・穀類など様々な食物を取り入れないと「生命の維持に支障が出てしまう可能性ある」ということです。

とはいえ、成人した男の方がファーストフードを毎食毎晩食べていても、もちろん肥満などに繋がる可能性はありますが、生命の維持に大きな影響はないかと思います。

もう一つの生命を身体に宿す「妊活中」こそ、バランスが良い食事を

けれど、妊活中であれば自分の他にもう一つの生命を体に宿すわけですから体を1から構成する素材が2人分必要になります。

妊活中は自然なものを取り入れよう

今までお話した内容をまとめると、様々な栄養をバランスよく摂取することがとても大事です。

とくに、妊活中は添加物などが多く含まれた「科学的なもの」よりもなるべく「自然なもの」を取るようにしましょう。

さらには、季節や体質に合わせて食材を選ぶことがポイントです。

妊活中の場合、既存体温の低温期と高温期それぞれで、体に取り入れたい食材や栄養が異なってきます。

妊活中にぜひ取り入れたい食材をお悩みに合わせていくつかご紹介します。

冷えが気になる方

冷えは万病のもとと言われているのはご存知でしょうか?

身体の慢性的な冷えは、子宮や卵巣などの機能を低下させてしまう可能性があります。

冷えで悩んでいる方は「身体を温める食材」の摂取がおすすめです。

寒い地域や季節に作られた食材は身体を温める作用があるといわれています。

  • 寒い地方で取れる食材:てんさい糖、レンコン白身魚
  • 寒い季節に取れる食材:みかん、リンゴ
  • 色が濃い食材:かぼちゃ、黒ゴマ、玄米
  • 根菜:にんじん、長芋、生姜、ごぼう、蓮根

 

ホルモンバランスを整えたい方

ホルモンバランスを整える為、効果的な食材といたしましてイソフラボンを多く含む大豆食品などがおすすめです。

そのためビタミンE・B6なども積極的に取ることがポイントです。

  • たんぱく質:納豆、味噌、豆腐、豆乳、豚肉、卵
  • ビタミンE:魚卵、モロヘイヤ、アボカド、アーモンド
  • ビタミンB6:レバー、バナナ、さつまいも

卵子の老化防止には?

卵子は加齢とともに老化します。

老化は活性酸素によっておこるといわれています。

活性酸素は体内に入ったウイルスを攻撃する、大切な役割がありますが、ときに正常な細胞も攻撃してしまします。
すると、細胞が酸化し、老化してしまうのです。

そこで、活性酸素を減らす、抗酸化作用が高い食べ物を、探してきました。

  • ポリフェノール:ブルーベリー、すもも、いちご、ぶどう、カカオ
  • ビタミンE:魚卵、モロヘイヤ、アボカド、うなぎ、大根の葉、アーモンド
  • ビタミンC:レモン、ピーマン、モロヘイヤ、ブロッコリー、いちご
  • カロテン:モロヘイヤ、にんじん、パセリ、ほうれん草
  • リコピン:トマト、すいか

妊活中だからってこんなに栄養がとれないのが現実

こう書いてみると「取らなきゃいけない食材がたくさん・・・」と不安になる方も多いかと思います。

仕事や家事で忙しい毎日に更に栄養を考えて、バランスのよい食事を…なんて難しいですよね。

妊活中の栄養サポートに漢方がおすすめです

そんな状況を補助するために漢方院を併設している当院では漢方をご提案させていただいております。

漢方は元々生きていたものを使っていますので、自然な食べ物の延長上にあります。

ですから体に強く負担のかかることなく、効率よく栄養サポートができます。

さらには、副作用などが殆どないため、クリニックから出されるホルモン剤などと一緒に飲んでも大丈夫なものばかりです。