横浜市で不妊、妊活でお悩みの漢方治療【はり灸治療室ここつ】
横浜市で不妊、妊活で漢方治療専門
【妊活や不妊の方に漢方治療ついて】
１、【漢方治療の理念と不妊へのアプローチ】
漢方治療は、「全体的アプローチ」と「バランス視点」を基にして考えております。なので体全体を考えて、一つのシステムとして捉えること、身体バランスを整えること、を基にして、健康を維持しようとする考え方になっております。不妊や妊活などの問題でもこれは当てはまります。単なる生殖器官やホルモンバランスだけの問題だけでなく全体的な健康状態や人間関係、自律神経などのストレス問題が大きく関与しております。更には生活習慣なども特に重要にして対処します。
漢方治療は体質改善に焦点を当てるように考えたものとなっています。各々の体質に適した漢方薬を選び、それを用いて体内のバランスを調整し、自然な妊娠を助ける環境をまずは作り出すイメージです。
漢方治療は、体の自然なリズムと調和を重視し、月経などの周期バランスの正常化、女性ホルモンバランスの安定、改善させていきます。
不妊、妊活の原因は一人ひとり全く異なります。漢方治療は個々の症状と体質を考慮し、個別化された治療、それが漢方治療です。
漢方治療は、不妊や妊活の問題だけでなく、全体的な健康を向上させることを目指しています。自律神経の問題、人間関係など、夫婦関係など、家族間のストレス軽減や不眠のよるもの、安眠、内臓不調、食欲改善など、日常生活の質を高める効果も期待できます。
２、【漢方薬とその効果】
「当帰四逆加人参湯（とうきしっくかにんじんとう）」は、血行を良くし、血液の巡りを改善します。これにより卵巣機能が向上し、妊娠に必要な良好な内膜環境を作り出すことが可能となっています。
「八味地黄丸（はちみじおうがん）」は、ホルモンバランスを調整し、月経不順を改善する効果があります。また、自律神経の問題、ホルモンなど、精神を安定させ、ストレスによる体調不良をより軽減してくれます。
「加味帰脾湯（かみきひとう）」は、内臓関係として消化器系を整え、栄養吸収を向上させる効果があります。これにより体の全体エネルギーレベルが高まり、妊活として考えた場合、妊娠に向けた体つくり、体調作りに非常に役立ちます。
「四物湯（しもつとう）」は、血行を促進し、全体的な血液の流れを改善します。これにより子宮内膜の厚みが適正化し、妊娠の可能性を高めます。
「養血煎（ようけつせん）」は、血液の生成を促進し、体力や免疫力の向上、妊活としては、健康な妊娠と出産に向けた心と体の準備を支えます。
３、【漢方治療の受け方】
不妊治療や妊活に取り組む際、体質や健康状態をチェックするための初回カウンセリングを行います。これにより、最適な漢方薬を選択チョイスいたします。
漢方薬は内服薬として一日数回摂取します。飲むタイミングや量は、個々の体質や症状によります。
通常、数ヶ月間の服用を経て、体調の変化や改善を観察します。必要に応じて、薬の種類や量を調整することがあります。
漢方治療は西洋医学と併用することも可能です。両方を同時に行う際は、医師の指示に従ってください。
漢方治療を受ける際は、専門知識を持つ医師に相談し、信頼できる情報源を利用することが重要です。
