体重管理と不妊の関連性
女性の永遠のテーマ「ダイエット」
「炭水化物をとりすぎないように。」「夜はサラダだけ」
そのように見た目の美しさのため、常日頃から体重管理をされている女性も多いのではないでしょうか。
妊娠を望む女性にとって「太り過ぎ」「痩せすぎ」どちらもあまり良いとは言えません。
一般的な指標として使われるBMIで説明しますと、18.5以下がやせ、25以上が肥満という分類になり、適正体重であることは、妊娠のしやすさ、リスク軽減にもつながります。
肥満は妊娠後の母体や卵へのリスクが大きい
肥満は、脂肪細胞から分泌されるホルモンが卵子の成長に影響を与えること、PCOSやインスリン抵抗性などの状態がある場合は注意が必要です。
また、妊娠後には妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、帝王切開分娩、死産、などのリスクが高いこと…などの問題があります。
痩せすぎは排卵障害のほか子供への栄養が行き届かない
脳からの指令に抑制がかかり排卵障害をきたすことがあること、妊娠後には切迫早産、早産、低体重児分娩などのリスクが高いこと…などの問題があります。
妊娠を目指す以前に、適正体重であるということが、重要なことがお分かりいただけますでしょうか?
人それぞれ違う食の違いは「脾(ひ)」の機能が関係しています
さて、体重をコントロールしたい!と思っても、なかなかうまくいかない場合も多いですね。
食欲をコントロールする気持ちの強さ…は重要なのですが、それだけではなくて、沢山食べているのに太れない。
あまり食べないのに太る。いろいろなタイプの方がいます。この違いは何だと思いますか?
消化器の働きの状態、東洋医学で言うところの「脾(ひ)」の機能が関係しています。
以下の中で当てはまるものが一つでもある方は要注意です!
- 夜遅くの食事
- 早食い、良く噛まない
- ながら食い
- 偏った食事内容
- 暴飲暴食
- 冷たい物の飲食
- 常に何か食している!
消化機能の改善もここつへお任せ下さい
ここつでは不妊や女性特有のお悩みをお持ちの方へ、鍼灸治療以外に食事のサポートや漢方の提案をしております。
食事のコントロールが上手くできない、痩せすぎだけど妊娠を望むなど、少しでも「私のことかも・・」と一つでも思い当たる方は当院に一度ご相談下さい。